災いを避けて幸せを招く!浜松の厄除け行事とはどのようなものか?

人口約80万人で静岡県最大の政令指定都市が浜松市です。ものづくり産業の集積都市として発展してきた経緯があり、科学や技術が光る都市といえるでしょう。しかし、その一方で厄除けなど言を担ぐ習わしも古くからあります。そこで今回は、浜松市で行われている厄除け行事について解説しましょう。

浜松市で行われている厄除け行事

浜松市北区細江町中川の祝田(ほうだ)山善明寺では、毎年正月6日に厄除観音大祭が行われています。この厄除け行事は大変長い歴史を持ち、約1200年もの前から厄除けの信仰を集めてきました。しかも安置されている観世音は行基が作ったとされており、大変古くから厄除け行われていることがうかがえます。例年参道の露店が並び、多くの人でにぎわう厄除けの行事です。また、境内では投げ餅が行われており、厄除けの行事を盛り上げています。開催時間も10時から13時と1月の寒い時期でも比較的暖かい時間帯に開催されるため、参拝しやすいという点も魅力的な厄除け行事といえるでしょう。ただし、アクセスは車やバスといった手段になってしまうため、当日は混雑が予想されます。

厄除けで行われることは?

厄除けで行われることは、主に祈願や祈祷が挙げられます。祈願は寺社へ参拝に行って災いを退けて幸せを願うことです。一方、祈祷は実際に僧侶や神官から直接お祓いなどを受けて悪いことや災いが寄ってこないように予防的に行うことです。どちらかと言えば密教系のお寺や神社で行われることが多いものの、一般的なお寺で行われることも少なくないので、近くの寺社で厄除けが行われていないか一度調べてみるのもおすすめです。

厄除けと厄払いとの違いは?

よく混同されるのが厄除けと厄払いです。その違いは厄除けが邪気や災厄が寄ってこないように主に密教系のお寺で祈願や祈祷をしてもらうこと、厄払いが神社で祈願祈祷を受けることです。つまり行う施設が主に密教系のお寺であれば厄除け、神社で受ける場合は厄払いとなりますが、近年では混同されて線引きがあいまいになっていることもあります。