アレルギーの症状について
アレルギーで悩んでいる方も増えています。
これまでアレルギーがなかった方も、ある日を境に症状が出始めることもあります。
その症状は人それぞれですが、鼻に起こることは多いです。
鼻がつまる、ムズムズする、鼻水がとめどなく出る、くしゃみが出るなど、まるで鼻風邪をひいたようにつらい症状が起こります。
風邪ならしばらく休んでいれば自然に改善しますが、アレルギーは特定のアレルゲンに反応しているのが原因ですから、そのアレルゲンが近くにある限りは症状も治まりません。
原因になるアレルゲンとして有名なのはスギ花粉やヒノキ花粉など春先に飛ぶ花粉です。
これ以外ではイネやブタクサなど別の季節に飛ぶ花粉や、イヌ、ネコ、ハウスダウト、ダニなど季節に関係なく身近にあるアレルゲンもあります。
自分が強く反応するアレルゲンが身近にある限り、何らかの症状が現れます。
鼻に症状が出る方は鼻づまりやムズムズ、くしゃみなどの症状が続くのです。
鼻以外の症状について
鼻の症状と一緒に目に症状が出ることは比較的多いです。
目がかゆい、充血する、涙が出るなどの症状が現れます。
このほか、喉や肌に症状が現れる方もおられます。
喉ならイガイガ、違和感、喉がかわく感じなど、肌ならかゆい、肌荒れする、ピリピリするなどの症状が現れます。
個人差も大きいですが、このようにアレルギーは鼻以外に症状が出ることもありから、特定のタイミングや環境、季節によっていつも現れる症状があるときはこちらも注意しておきましょう。
アレルギーの症状を改善するために
アレルギーの症状は病院の治療で抑えられます。
そもそもアレルギーが起きないようにするのは難しいのですが、個別の症状は処方される薬によってかなり改善できる場合も多いです。
症状がひどくて日常生活への支障が大きい方は、まずは病院で治療を受けて症状を抑えるのもおすすめです。
今、強く出ている症状に対応している病院を利用するといいでしょう。
耳鼻科がおすすめなのは鼻や喉の症状が強いときです。
どちらの部位も耳鼻科でなら奥まで必要に応じて確認し、アレルギーかその他の病気かをしっかり見分け、アレルギーならそれを抑える薬を処方してくれます。
それ以外の部位の症状についても、症状に応じて対応できる場合もあります。
たとえば目のかゆみも少しあるときは耳鼻科でも目薬を出せることもありますが、症状がかなりひどいときや、主に目だけに症状があるときは眼科の受診がおすすめです。
皮膚も同じで、症状によっては耳鼻科よりは皮膚科で相談するといいでしょう。